2022年3月31日に、モッズクリニックの院長・長野 寛史（ながの ひろし）医師による
脂肪吸引の実技+講義セミナーが開催されました。
クリニック内での見学を含んだセミナーのため、限定8名という少ない数の募集ではありましたが、キャンセル待ちが出るほどの人気で注目度の高さが伺えました。
当日はモニターさんのマーキングからスタート。今回はウエスト周りの脂肪吸引を行います。単純に「脂肪を減らす」というだけでなく、「より美しく、より傷跡の目立たない手術を行う」という長野先生のポリシーが、マーキングの段階から非常に伝わってきました。
マーキングが終了した後はオペ室に移動し、実際に脂肪吸引の手術の見学にうつります。手術中も気軽に質問を受けつけ、お答えいただきながら手術をするという流れで行いました。
特注で作っているというこだわりのカニューレも、実際に使っているものを見せていただき、その細さや形状に「なるほど・・」といった様子で頷く参加者の先生方が印象的でした。
後半は座学セミナーとして、長野先生より『脂肪吸引・注入の今と未来』と題した講義をしていただき、ここからはオンラインでの配信も同時に行うハイブリッド形式で行いました。■講義内容
・脂肪吸引の概要（脂肪吸引のイメージ、サービス）
・脂肪吸引の進化（技術によって異なる経過、実際の動画）
・痛みの減らし方（圧迫や固定、麻酔液の処理、特注ツール）
・手術時間の短縮方法（実際の時間、麻酔方法）
・傷跡への配慮（目立たない位置、ツール、最新の技術）
・ダウンタイム（モニター症例、術後の指導）
・リスク（事故、凸凹、患者様からの不満）
・脂肪注入の可能性（加工方法、特注ツール、しこり）
・モニター症例（患者満足度の高い部位、最近人気の治療）
モッズクリニックの「上手な脂肪吸引」の基準は、美しさや量を減らすことはもちろん、「痛くなくて、すぐ動けて、早い」ことを重視しているそうですが、そのためにどうやっているのか、他社と何が違うのかというノウハウを教えていただきました。
講義が終わった段階でオンライン配信は終了とし、その後は来場者の質疑応答と、モニターインタビューの時間を設けました。事前にアンケート用紙に記載した質問事項に、長野先生がご自身の経験談を交えながら答えてくださりました。30分ほど質疑応答を行った後に、先ほど脂肪吸引を受けたモニターさんと画面を繋ぎ、実際に手術を受けた感想をインタビュー。この時点で術後1時間ほど経過した程度でしたが、モニターさんの意識もハッキリしており、問題なくお話をすることができました。
手術時間の短縮方法や患者さんの痛みを少なくする方法、クレームになりにくい患者様応対まで、長年この分野に特化して技術を提供してきた長野先生だからこそお話いただける内容が多く、非常に参加者満足度の高いセミナーとなりました。
美容医局では今後も様々なスキルアップセミナーを開催していく予定です。次回もご期待ください。
